遊戯王【遊城十代(幼少期)】デッキ解説
[はじめに]
皆さんは「遊城十代(幼少期)」をご存知ですか?
知ってる方はGXをよく見ている証拠です。おめでとうございます。知らない方はこれから解説するのでご安心ください。
遊城十代といえば遊戯王デュエルモンスターズGXの主人公です。正しき闇の力を持ち、精霊を見る力を持つ決闘者です。そんな十代は数々の激戦をくぐり抜けてきた猛者ですが、実は幼少期にもデュエル描写があるのはご存知でしょうか?
こちらです。
テーブルの上にカードが置いてあり、デュエル中であることが分かります。ちなみにこの描写は30秒以内な上「ボクのターン!ユベルを召喚!」のみで描写が終わります。しかし使用カードは確認できます。
・ユベル
・スケルエンジェル
・ルイーズ
・オシロ・ヒーロー
この4枚です。
という訳でこの4枚を投入してデッキを作ってみました。(注:半分ネタデッキです)
サイドデッキにある戦士の生還の元ネタはこちらです(幼少期十代の所持カード)。
記憶破壊者は両親イメージです。
ではカード解説に入ります。
「ユベル」
このデッキの象徴です。
なお進化形態が入っていないことからわかるように効果の活用や場に出すことは一切考えず「星の金貨」で相手に押し付けることが目的で入っています。これは作中において十代の両親が十代のユベルに関する記憶を消し、ユベルをロケットに乗せて宇宙に飛ばした描写の再現です。
「星の金貨」
このデッキの根底(ネタ要素)を担うカードです。
先述のようにユベルを渡したり、いらないオシロ・ヒーローやルイーズを渡します。なお理想ムーブはC・ドルフィーナとE・HERO ネオスを渡してKC主催のカードデザインコンテストに応募した幼少期十代の描写を再現することです。手札事故を防げる上に(相手が元ネタを知っていれば)笑いを誘える最高のカードです。
「オシロ・ヒーロー」
「ルイーズ」
テーブルの上に置いてあるので立派な十代の使用カードです。何の変哲もないただの下級モンスターですが、効果を持たない通常モンスターという点から「天威」シリーズのサポートを受けられます。このデッキはこの2枚をひたすら天威でサポートしつつ戦います。
「天威」シリーズ
見ての通り、効果を持たないモンスターに対してサポートを行う効果を持っています。これで相手モンスターを弱体化させたり、耐性を付与したりしてオシロ・ヒーローとルイーズの場持ちを良くします。
「スケルエンジェル」
墓地に置いてあるので使用カードです。ですが残念ながら活用するすべがないので引いてしまったら星の金貨で相手に押し付けます。
「ジェット・シンクロン」
1枚でハリファイバーになれる上ロケットみたいな見た目なので採用しています。
「C・ドルフィーナ」
先述のように幼少期十代がKC公募企画に応募したカードです。星の金貨で相手に押し付けます。ネオスはごくまれに場に残ったオシロ・ヒーローらをリリースしてアドバンス召喚することがあります。オシロ・ヒーローらを維持するよりネオスを出した方が当然ながら遥かに強いからです。
続いて星の金貨を除いた他カードの解説です。
「悪魔への貢物」
このデッキの地味つよカードです。相手のエースを「墓地に送り」オシロ・ヒーローやルイーズを召喚します。見ての通り破壊耐性などを貫通する上にオシロ・ヒーローらを使う理由付けになる良きカードです。エースモンスターを問答無用で墓地に送られ、よく分からない低級バニラモンスターに変えられた相手の心境を思うとたまりません。名前もユベルへの貢物っぽくていい雰囲気です。
「団結の力」
古き良きカードです。単純に上がるステータスが高いので強いです。
「天威無崩の地」
オシロ・ヒーローらにモンスター効果耐性を付与しつつ緩い条件でドローができるつよつよカードです。このカードのために意地でもオシロ・ヒーローらを場に維持します。
「苦渋の決断」
デッキ圧縮をしつつ手札にオシロ・ヒーローらを加えます。この瞬間相手は「このデッキなに?」と疑問を浮かべるでしょう。それと墓地肥やしの利点としてオシロ・ヒーローらは1枚手元にあれば充分なので早めに墓地に送っておいた方が後々引かなくて済むのでGoodです。
「月鏡の盾」
戦闘にめっぽう強くなれるカードです。オシロ・ヒーローらを維持するために使います。余談ですがこのカードをルイーズに装備してBloo-Dを真っ向から倒した経験があります。
「強制脱出装置」
強いカードです。ユベルを宇宙に飛ばした描写の再現で投入されています。
「虚無空間」
「マインドクラッシュ」
強いカードです。幼少期十代はデュエルで負けると精霊ユベルが相手プレイヤーを意識不明の昏睡状態に陥らせるという描写があるので、その再現で投入されています。これも余談ですがエアーマンからサーチされたBloo-Dをマインドクラッシュで墓地に叩き込んだ経験があります。
エクストラはだいたい天威シリーズです。
リンク3モンスターらを出す機会はそこまで多くない(というかオシロ・ヒーローらの維持のためにリソースを割くので余裕があまりない)ですが使う時は使います。
以上が【遊城十代(幼少期)】のカード解説になります。
なおこのデッキを使ってデュエルした時の写真がこちらになります。
[おわりに]
皆さんいかがだったでしょうか。使用カードがたったの4(戦士の生還を含めれば5)枚でもキャラデッキは組めます。あまたの十代デッキを組んできた自分ですが、このデッキが一番頭おかしいと自覚しています。でもこのデッキを持ち出してデュエルすると自然とみんな笑顔になってくれます。あと恐怖します。
こんなデッキを最後まで見届けてくださった皆様、ありがとうございました!
ガッチャ!(幼少期の公募シーンで言ってます)